太洋建設の耐震施工

今年の正月に能登半島地震がおきました。

現在も復興中ですが、生活も大変です。

人の生きていくために欠かせないのもとして

「衣食住」があります。

衣服は身を守り、食事は栄養をとり、住居は安らぎと安全を

この住居に必要な物が「地震に強い」「火災にも強い」です。

太洋建設では2005年から耐震診断ソフトを導入して

建物の耐震評点を計算しております。

実は2階建の場合、普通に1.5以上の数値になってしまうのですが。

3階建は「壁の直下率」が大きく影響して、評点1.5はなかなか取れません。

耐震ソフトの前の計算は、建物の見附面積に応じた必要壁量で出していました。

その後、耐震補強の必要性から、見附面積に変わり 建物を4分割して算出する

両端1/4内の必要耐力に対する保有する耐力の充足率と床仕様より計算しました。

現在は必要耐力算定方法を「清算法」耐力壁配置の検討を「偏心率法」で計算しています。

建物の確認申請においては、3階建は添付が必要な構造計算により耐力壁を決めております。

補強の種類は「耐震」「制振」「免振」と言われます。

基本は「耐震」です 低価格ですが揺れに応じてダメージが

「制振」+「耐震」 揺れを吸収してダメージの軽減

「免振」+「耐震」 揺れを軽減。設置と維持にコストが掛かる

当社でもご要望により「制振ダンパー」を使った施工もしております。

※評点:日本全国で統一する為に係数が用いられ、建物の耐震性がどのくらいあるかを
    数値で1.5以上で「倒壊しない」1.0以上1.5未満で「一応倒壊しない」
※見附面積:1階床から1.35m上に線を引き、それより上の部分の垂直面積
      風を受ける建物の面積

太洋建設の内装の仕上げ

内装の種類はいろいろありますが、当社地域は都市計画法で、「準防火地域」に当たり、

内装制限として石膏ボードで被覆する必要があります。

その石膏ボードに貼るのは、当社標準仕様が「ビニルクロス貼り」になります。


壁や天井材の種類としては、
① 壁紙(ビニルクロス・紙クロス・布クロスなど)
② 化粧合板(シナ化粧合板・ピーリング材・床板など)
③ 塗り壁(珪藻土・聚楽塗りなど)
④ タイル貼り(内装用タイル・LIXILのエコカラットなど)
を石膏ボードの上に張るようになります。

デザイン住宅の場合、木目調を生かした化粧合板やタイルを 壁や天井に張ります。

これはコストが掛かりますが、壁・天井に貼ればひび割れを目立たなくして内装クレームを

減らしてくれます。見た目も綺麗で木材は柔らかい雰囲気が気持ちを安らげてくれます。

壁上はクロスでも壁下は腰板を貼るというのも綺麗で、動物の爪とぎや汚れを抑制もします。

ビニルクロスは、色柄の種類が豊富で、貼り直しも出来て、価格を抑えられます。

難点があるとすると、ビニールの伸び縮みがあり、継ぎ目が空いて見える事です。

塗り壁もですが、地震や風力の建物の揺れでも亀裂を発生する事も有ります。