公示地価格の発表

今年2023年も3月23日に発表がありました。

当社の周辺は 南武線方面鹿島田になります。
表示の価格は駅から約1KMにある標準地の2023年1月1日時点の1平方メートル
当りの価格(単位千円) -注意書き参照-

過去3年間から見ると
2018年  335
2019年  342
2020年  352
2021年  354
2022年  358
2023年  371

と年々上がっております。
コロナ前であれば、東京オリンピックを目処に
土地価格は下がるだろうと予想されていましたが
コロナで延期になって、下がることが無くなり
資材物資の高騰で土地も値上がりしております。

土地価格が下がるのはもう少し先になりそうです。

床暖房の注意点

建物の確認申請にこどもみらい住宅支援事業の補助金対策として
フラット35S 金利Bタイプを使えるよう申請を上げる為
断熱等級の計算をして、一次エネルギー消費量計算をしました。
当社の標準設定では断熱等級5は出るのですが
床暖房は「省エネ」ではなく「増エネ」になるらしく
また計算方法の「敷設率」や「上面放熱率」の計算
使用する給湯器の「エネルギー消費効率」を調べ
自己適合宣言書をもらい添付するなど計算が大変です。

では、床暖房は省エネではないのなら必要ないのか?
と言う事ですが、メリットと予算を考えて
必要なら付けられるのが間違えないです。
(我が家の1階に床暖はないのですが、寒い冬を迎えると
底冷えが身に染みて、床暖が欲しくなります)

メリットは
①足元から効率的にまんべんなく部屋を温めることができる。
②暖房器具自体が床下に隠れていて場所をとることもないため、
部屋を広く使える。
③火を使わない暖房なので安全。
④水蒸気の発生がないため結露が起こらずカビやダニの発生につながりにくい。
⑤エアコンのように風がないので、ホコリやチリを舞いあげてしまう心配がない。
⑥空気や肌が乾燥しにくい。
Etc.

床暖房設置にかかる初期費用(おおよそ)
「温水式」1畳あたり5万円~10万円+ポンプなどの設備費20万円~100万円ほどの
費用がかることが予想されます。
更に温水床パネルの厚みの段差解消のためにパネル分以外の床下のに
合板を敷き込み 段差をなくす費用が発生し金額が上がります。
「電気式」1畳あたり5万円~10万円ほどの費用がかかることが予想されます。
こちらはシート式の物が多く、床の段差が発生しにくいのが特徴です。

ランニング費用に関しましては、
「温水式」1日10時間使用した場合、約3,000円~5,000/月
「電気式」1日10時間使用した場合、約5,000円~10,000円/月ほど。

「温水式」は初期費用が高い分ランニング費用が抑えられ、
「電気式」は初期費用を抑えることができるが、
ランニング費用がかかることが分かります。
床暖房の使用頻度や使用期間、
建物の構造によって床暖房を選ぶことが重要になってくることが考えられます。

有ったらうれしい住宅設備ですが「増エネ」と言われると嬉しくないですね。
でも 皆様の「我が家の住宅」を考えた時、ライフスタイルを考えて
必要か、不必要か ぜひ検討してみてください。

外壁塗装の見積もり依頼

「まだ暑いな~」 と思っていたら 台風がやってきて

雨漏れの調査、修繕の依頼を2件受けました。

雨漏れは中々場所確定が難しく、「ここらへんだろう」とあたりを付けて

放水試験が出来れば ある程度間違いなく位置確定が出来るのですが

止水したために 違う場所から漏れると言う事もあり 今回もなかなか手間がかかりました。

外壁の再塗装や 屋根の再塗装も お勧めしたり、バルコニーや屋上の防水施工もお勧めしてます。

当社は建設業の許可証も 増改築相談員も 相談から施工まで行っていますが

チラシでも安い金額で施工します。とあるのですが、塗料の耐久性が低い物を使っていたり

塗装以外の費用を高くしていたり、違う施工を勧めてきたり、ひどい業者だと 屋根の乗り方 も知らなくて

屋根材を割って歩く方もいます。会社ごとに屋根を歩くうえでの注意事項として、教えてもらうのですが

それを知らない会社さんは平気で屋根を歩き回ってくれるので 塗装が劣化すると修繕が間に合わなくなります。

屋根材を葺き替えする時期というのは、屋根材の下地に「防水紙」が 張られているのですが

こちらが劣化して交換の時期が、20年 と言われています。

雨や日光に当たらずにしっかり施工されていれば劣化の速さも遅くなるので、一概に

「20年経ったから屋根を葺き替えしてください」とは言いません。

でも目安にはしてください。

天井から水が出てきているの!

つい先ほど、10年以上前に当社で建てたお施主様から電話があり
「台所の天井から水が出ているの!急いで見に来て」

急いで見に行きました。これが地場の工務店の強みです。

まず水漏れ場所を確認。
台所の照明器具より水が垂れています。
次に水道メーターを確認。
結構な勢いで回っていますが、出ている量と比べると回りが早い・・・。

どこか水を使っていないかを確認した所、使っていないとの返事が・・
漏水の可能性か? 水漏れの上はユニットバスがあったはず。

階段を上がっている途中から水の流れる音がします。
音のなる方へ急いでみると ユニットバスの水栓口から水が出ています。

急ぎ水を止め 水量メーターも確認。
止まっています。

出来れば天井を開けて、水抜きをした後乾燥させて復旧、クロス貼り直しをしたいところですが
そこまでお金を掛けたくないと言う事なので、しばらく様子見 と言う事になりました。

大事にならなくてよかった。

ショールーム横浜

今日はい施主様とLIXILとパナソニックのショールームに行きました。
予約制になっていて、8月の盆前に予約をして今やっと見れるのです。

長かった。
部材で言えば、新型コロナウィルス感染症の影響で
ベトナムのロックダウンの影響で各メーカーの生産拠点が操業停止となっており
TOTO・LIXIL、パナソニックさんの温水洗浄便座や温水洗浄便座一体型便器やタンクレス便座が納期遅延~納期未定になっています。
給湯器もノーリツ・リンナイ共に全機種納期未定。ぱろま・パーパスは納期遅延を起こしてます。
キッチンや水栓金具、エアコンなどにも影響が出て、大変なことになり始めております。
ウッドショックに続いて、今度は商品の納期遅延や納期未定が出ており、建設業界も大変です。

SDGs

最近SDGs という言葉を聞くようになりました。
2015年9月に国連サミットで採択された 持続可能な開発目標 という意味です。
私が2019年にSDGsについて聞いたものを書いたメモ書きに、
「日本は8秒間で30坪程の家一棟分の木を育てている」
省エネルギーに関しての記述ですが、「木でやれることは木でやる」と書いてありました。
私には何ができるのか?
今度WEB講習があるので、ぜひ聞いてみたいと思っております。

ウッドショックによる木材価格の上昇

コロナの影響で、人員やら搬送などが減り、それによって市場の出回る木材が減り
輸入に頼っていた国は資材が減ったことによる価格の高騰が始まりました。
供給減で木造住宅の建物が建てられない。契約したけどいつ建てられるの?

という状態の方も、大手さんなら契約後に価格上昇に伴う追加工事金のお願い等があります。

まったく木材がなくなったわけではないので(国産の木材だってありますし)心配し過ぎは良くないですが
木材の材種によっては手に入らない物もありますので、構造計算上、材種変更を余儀なくされる事が有ります。

当社も2ヵ月待たされましたが、現状それくらいの待ちで行けそうです。でも
木材の価格は軒並み床板なども含め 値上がっております。
これはきびしい。