外装材の話

外壁の話をしていると

日本になじんだ昔ながらの「塗り壁」がいい

断熱・耐火・防音性も考えて 「ALC板」がいい

ALC板には及ばないが、性能や色柄の豊富さから「サイディング材」もいい

見た目の良さや耐候性・耐火性。汚れに強い「タイル張り」がいい

耐火性・耐水性があり自由な形を作り出し無骨間のある「コンクリート」がいい

サビに強く金属ならではの艶感がいい「金属サイディング」がいい

などなど いい所も悪い所も話を聞きます。


本音で何がいいんだ! と言う事ですが


私は耐火性・耐水性・防音性、耐汚染性、重さも軽く色柄が豊富な事で

懐にも優しいサイディングをお勧めしていますが各部材どれもいいですよね

それぞれサイディングでも塗壁でもALC板でも適正に施工されている事が大事です。

ちょっと面倒だとか、独断で収まりを考えたり、部材を指定品以外で代用したり

施工マニュアルから逸脱してしまうと問題が起こります。

きちんと専用職、大工さんに下地を組んでもらい、外装屋さんに施工してもらう。

そんなことだけでも、経験則からきちんとした判断が出来るようになります。

当社では塗り壁もサイディングもALCパネルもタイル張りも経験しております。

例えば補修もいろいろあります。これは修繕部位を見て最適な方法を選びます。

それは同じ部材を使っても施工方法が違うからです。

また考え方も時代によって変わっていきます。

昔の建物は雨仕舞(雨を受け流す)が低く、隙間も多かったので

今みたいに外壁で雨水を全て入らないようにするのではなく

建物の中に雨水を入れて外に出す方法がとられていました。

今では考えられないですよね。